UC Davis の Introduction to Graphics Architecture (EEC 277)

YouTube で UC Davis の講義「Introduction to Graphics Architecture」を視聴し始めました.2009 年に撮影されたようなので今から約 10 年前の講義ということになります.コンピュータ・グラフィックスのハードウェア的側面を扱った講義で,第 1 回の講義を聞いたらとても良かったので,ここに感想とメモを残しておきます.全 14 回を制覇できるかわかりませんが,視聴する度にこのページを更新します.

コース一覧
  1. Introduction / Course Overview

  2. OpenGL Graphics Pipeline Overview

  3. Graphics Performance and Characterization

  4. Programmability

  5. GPGPU 1

  6. GPGPU 2

  7. VLSI Trends: Why Graphics Hardware Is Fast

  8. Geometry

  9. Rasterization

  10. Texture

  11. Composition/display

  12. Overflow from the Pipeline Lectures

  13. Juggling the Pipeline

  14. Parallelism

ゲストスピーカー
  • Matt Pharr, Intel No Video

  • Aaron Lefohn, Intel No Video

  • John Nickolls, NVIDIA GPU Graphics and Compute Architecture

  • Justin Hensley, AMD/ATI The Latest Graphics Processing Units

  • Jeremy Sugerman, Stanford GRAMPS: A Programming Model for Graphics Pipelines and Heterogeneous Parallelism

第 1 回 Introduction / Course Overview

2018年4月14日視聴.

講義内容
  • 講師の自己紹介

  • GPU の歴史

  • コースアウトライン

  • 5 人のゲストスピーカーについて

  • 宿題について

第 1 回の講義でいきなりコースの概要や評価方法を説明するのではなく,GPU の歴史から入り講義トピックの面白さに学生を引き込むのは上手いなと思いました.学生時代 X-Windows のドライバ設定で画面走査のレートや幅を調整したのは,フレームバッファが高価だったからなのですね.CG のレンダリングの歴史も面白かったです.

私はこれまで OpenGL の独学を何度も試みましたが何度も挫折しました.一般向けグラフィックライブラリの API とかけ離れていたからです.コースアウトラインの紹介では,OpenGL のパイプラインについて少し説明があり,また,今後コース中でなぜこのようなパイプラインになっているか説明があるということで,OpenGL の理解が深まりそうで楽しみです.

参考図書として推薦された「Real-Time Rendering」by Akenine-Moeller, Haines, and Hoffman は 2018 年 8 月に第 4 版が出版されるようなので,相当良い本なのでしょう.

評価方法はテストはなしで宿題のみ
  • 3 ページで門外漢にグラフィック・パイプラインを説明する(10%).

  • GPU の評価.Triangles vs fill rate をそれぞれ計測し,コードと分析結果を提出(30%).

  • グラフィック・ハードウェアを使ったプロジェクト.興味深い使い方を求む(50%).